2015年10月2日金曜日

ミライテーブルって?

こんにちは、たかよしです。

先日、箱根ケ崎駅から車でぶーんと、ミライテーブル主催のワークショップに出かけてきました。

 ワークショップ会場の古民家。
“てくてく農園”の井上さんのご自宅です。



どーんと広くて、気持ちがいいです。



 この日のワークショップの中身は、

◯ひまわりの種採集
◯旬の野菜を使った昼食会
◯穫った種に万力で圧をかけて油を見てみる
◯ひまわりオイルでハンドクリーム(リップクリーム)づくり

でした。

ひまわり。カラッカラに乾燥させてあります。
種をこそいで落としていきます。
みんなで穫るとすいすいはかどります。
てくてく農園の井上さんの畑でとれたひまわりですが、去年はほぼお一人で種取りされたとか。
気が遠くなりそうな作業だったと懐かしんでいました。
 井上さんの奥さんがせっせと用意してくださった穫れたて野菜の昼食。

すなななフェスに講師として参加くださる大塚さんの畑の水茄子が、サラダになって紫蘇の花も振りかけてあって、ご馳走でした。
お芋たっぷりの炊き込みご飯もかぼちゃのコロッケも絶品!
母乳育児中の私が満腹になれるなんて、とても大満足なメニューとボリュームでした〜、てへへ
 去年のひまわりで作ったてくてく農園のひまわりオイル。希少ですが、これを使用してハンドクリームづくりをやりました。
使用感はさらりと馴染む優れもの。5歳の息子が香りも気に入って(アロマを数滴落としてつくりました)、勝手にコソコソ愛用中です。
 圧をかけた後、そっと種を観察。。。
むむむ、なかなか搾れない。難しい〜
やっとこの光沢が見えるくらい。
ほんとに、ひまわりオイルって貴重ですね〜















箱根ケ崎駅は八高線でトコトコ数駅の場所です。そんな八高線の車両には乗降りの為の押しボタンがついています。これにアタフタするとすぐに「土地の者じゃない」と分かってしまうかもしれません。そんなわけでお察しの通り田舎情緒むんむんのスポットです。
ですが、気軽に田舎を味わうならこんなに便利な田舎もなかなか無いと感じます。

箱根ケ崎は多摩地域にある瑞穂町(みずほまち)にあります。多摩地域はれっきとした東京です。むしろ、23区と島以外はすべてここに該当するので、東京都民の1/3が多摩地域に住んでいます。東京をすべて都会だと認識するのは誤解がありそうです。

こういう感じです、青いとこ多摩地域です。
そういうわけで、この多摩地域で今も昔も多くの農家さんが営農されている事実に納得していただけるかと思います。

そんな瑞穂町ですので、農地を借りて新しく農家になりました!という農家さんが何名もいらっしゃいます。

ミライテーブルに所属されている農家さんにも、瑞穂町でやられている方が多いのです。ミライテーブルにとってのホームと言ってもいいかもしれません。

驚きだったのですが、そんな新しく農家になられたみなさん、ほとんどが無農薬や無化学肥料をやられていたり、もっとストイックで興味深い農法を積極的に実践されています。

味も、個性が強かったり甘かったりクセが無かったりと様々です。
素直に、植物としての野菜が育っているといった印象。
子育てに例えて言うなら、「誰とも比べない、その人らしい生き方を選ばせる」といった感じです。 野菜が自分のなりたいように成長して、それを人がいただけると考えると、まさに生命をいただいている心地がします。

そんな、色んな可能性を発信する農家さんたちや彼らと志を共にする異業種の方たちで構成される”ミライテーブル”、本当に未来を感じた一日体験ワークショップでした〜


出張すなななフェスまで残すところ20日あまり。ご予約もどんどんいただいていますが、定員制です。お早めに!
ぜひ、寒くなる前の心地よいお出かけに“出張すなななフェス「みんなの寺子屋」”をお選びください。きっと、清々しい気持ちと満足なお土産を持ち帰れるかと思います!
(午後の部にご参加いただくと、お掃除にも使える元気な微生物と自家製お漬け物がお持ち帰りいただけます。)