2015年10月17日土曜日

畑の科学を召し上がれ


こんにちは、オロロです。
昨日はしとしと小雨が降るなかすなななメンバーのたかよしさんと日野に農業の勉強会に行ってきました。
”菌ちゃん先生”こと「NPO法人大地といのちの会」理事長の吉田俊道さんが先生で講義と畑での土作りの見学をさせていただきました。

周りの参加の方は農家の方や食に携わる方や自治体のリサイクル活動をされている方など。すなななフェスに参加していただくミライテーブルの大塚さん、やまもりカフェの梶原さんも一緒に。

 1ヶ月前に生ゴミを入れた畑の土をみてみます。
眼鏡の方が“菌ちゃん先生”こと吉田先生。
同日の午前中は日野市の幼稚園で菌を通した食育の授業もされて来たとか。
元気いっぱいの賑やかでたのしい菌ちゃん先生。

匂いをかいでみたり


生ゴミや落ち葉や刈り取った草が微生物の力で発酵をして分解されそれが野菜の栄養に。
科学肥料や農薬を使わずに自然の力を利用する有機農法のひとつとして今とても注目をあびているそうです。

畑のあとは部屋に戻り講義の時間。
実は農業はとっても科学の世界!
アミノ酸、低分子、高分子、pH、ミネラル、窒素、アンモニアガス、、、、、、
酸素が炭素と結びついて、、、もごもご、、、

なかでも「元気な野菜は虫がつかない」ということをファイトケミカルという植物が持つ抗酸化作用のある物質をもって説明されていたのが印象的でした。
おいしい野菜は虫がつくという誤解を解きたいとおっしゃってて、僕もそう誤解していたかも、、、。
奥深い農業の世界のそのほんの端っこだけでも感じれたかなと思えるとっても良い経験でした。

ミライテーブルの農家さんたちもそれぞれの考え方やこだわりを持って野菜を育てているのでひとりひとり聞いてみたいなとも思いました。

微生物の力を利用した農法は今回参加される大塚さんも実践中!
ワークショップではそんな微生物の力をのぞくことができますよ〜。

こちらは刈り取った“草”を発酵させて堆肥になるまでを観察。
やったぜ!糸状菌!(しじょうきん)
現代においては嫌われがちな糸状菌をも、菌ちゃん先生は大喜び。
その訳は抗議の中でみっちりお話しがありました。



次回の講座では、この生ゴミ発酵堆肥の栄養で育った野菜の試食会もあるそうです。
科学の味に、今から想いを募らせます。。。 
すなななフェスでも、こういった「え?これも農業なの?」という体験が待っているかと思います。
難しく考えずに、わいわい楽しみながら農業や野菜の神秘を垣間みてみましょう〜